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遊びから育まれるもの

遊びから育まれるもの“どうして子どもの遊びって大切なの?”
新米ママで何もわからず戸惑っていた私は、子どもの遊びの意味について知りたいと思いました。それがその後おもちゃと関わることになるきっかけでした。

赤ちゃんは遊ぶことで心と身体を成長・発達させています。
遊ぶことで、自分の周りの世界を知り、学びます。そしてその周りの環境に合わせて自分の能力を育てていきます。赤ちゃんの周りの環境、部屋の雰囲気や匂い、関わる人たちなど、普段の暮らし方に合わせて身体や心を成長させていくということです。
だから“環境を整えましょう”と言われるのですよね。

生まれて数か月で、自分の手が動かせるようになると手を合わせたり、ママの目を見つめたり、また呼びかけに答えるようになってきますよね。これって遊びの始まりなのです。
赤ちゃんは、自分の身体を知るために自分の手を触り、見て、次に自分の手を自由に動かすために繰り返し動かし、自分の意思で思うように動かす能力を獲得していきます。そしておもちゃなどを使って遊ぶことで、触れる、握る、ふる、音をだす、口にいれる、と徐々に複雑な行動ができるようになっていきます。本当にすごいことですね!

子ども達は様々な経験をしながら自分自身を育て、関係性を身に付け、心と身体を成長させていきます。遊びは、心と身体の発達を促し、集中して考え、新しい事を生み出す力を育てるのです。

0歳から2歳までの頃は、身体を動かすことが特に必要だと言われています。赤ちゃんが遊びを楽しむ体験がとっても大切なのです。良いおもちゃは、赤ちゃんが楽しく各器官の動きを成長させることができるように考えられています。

日本では、遊びというと“気晴らしあそび”を思い浮かべますが、子どもにとっての本来の遊びは、学びであり、運動能力取得、各機能の発達のため大切なことです。
ただし、子どもたちが意欲を持たない遊びは、苦痛しか有りません。
また、この時期の子どもにとって必要の無い刺激、過剰な刺激のおもちゃも数多くあります。子ども達の様子を良く理解し、子ども達の成長・発達についての見識があるアドバイザーに相談すると良いでしょう。

この0歳~2歳までの時期は、これから歩んでいく人生に欠かせない大切な力を育てています。この時期にしか育てることが出来ない事を、遊びの中で取得していきます。
やがて、関係性を身に付けていく遊びが始まります。

大隈和子さん

 

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